「ヨガと防災」
「ヨガと防災」
ヨガと防災。一見ぜんぜん関係なさそうですが、先日似ていることに気づきました。
イルチブレインヨガ宝塚スタジオは、宝塚商工会議所の青年部に所属している関係で、
「宝塚23万人の防災キャンプ」に4年前から関わらせてもらっています。
防災キャンプは、被災経験のない方に疑似避難所体験をしてもらいながら、
防災のことを学んだり、非常時に役立つサバイバル体験をしたりする1泊2日のキャンプです。
過去3回は、実際の避難所やそれに近い環境で実際に1泊して、100人以上がわいわいと
楽しくしたのですが、今年は新型コロナの感染予防もあり、オンラインでやってみました。
その結果は・・・、チャレンジしたことに意義があるということで(笑)。
終わった後、参加してくださった方と話をしていて
「防災って、急にできることじゃないし、普段の生活の中にどれだけ防災意識が当たり前のこととして
溶け込んでいるかが大事だと思う」
という人がいました。
「例えば、私が子供のころのように、裸足で外を走り回ったり、木登りしたり、川の中をざぶざぶ歩いたりして遊んでいると、
水や土がどのような感触で、どんな時に危ないか、なんとなく身をもって体験しています。
そんな、遊びの中でヒヤッとした経験は、防災意識にとても大事だよね。」
確かに・・・。それで
「自分の身を自分で守る感覚、安全な場所を察知する感覚は、日常生活の中で育てられ、
普段から生活と一体化してるのが本当じゃないか」
それを聞いて、これはヨガの修練と一緒だな、と思ったのです。
イルチブレインヨガでしているヨガは脳教育プログラム。
自分の体と心、意識をどのように扱い、自分の人生を活き活きと暮らしていくかを体で覚えるものです。
それで、日常でけがをしたり風邪を引いたり、または人間関係がうまくいかなかったりするとき、
全てが勉強材料なのです。
修練で身につけた呼吸や体操で、体、感情、意識の調節を日常生活に活かしてこそ、修練の意味があります。
それは結局、自分の生命を守ることでもあります。
4年も防災キャンプに関わらせていただいたのも、もしかしたらこの意外な共通点のせいかもしれないなと思いました。
修練をしていると、自分という生命が自然の中で「生かされている」という感覚が出てきます。
防災も、自然が敵なのでなく、自然の中でいかに人間が生きさせてもらうか、という視点を忘れてはいけないと思うのです。
新型コロナのようなものも同じだと思います。
生かされていることに感謝しながら、この生命が生き生きと輝けるように、これからも体と魂を磨いていきたいと思います。
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イルチブレインヨガ宝塚スタジオ
0797-86-0191
宝塚市栄町1-19-14ワールドターンビル3階
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