意識を広げるトレーニング

宝塚のまちは山に囲まれていて、平坦な市街は少しだけ。
ちょっと歩けば、阪神間から大阪平野、天気が良ければ生駒の山まで見晴らせる高台に上れます。
遠くのほうにすごい雨雲があって、雲の下だけゲリラ豪雨が降っているのが見えることもあります。
そんな時、その雲の下にいる人たちは
「ああ、雨が降ってきた!!大変だ!」と思ってるだろうなと思い、
その人たちに
「その雲はちっちゃいから、すぐに止みますよ。だいじょうぶ」
といってあげたくなったりします。

私たちの感情も天気のようなもので、
雲の下にいるときは「つらい」「悲しい」「腹が立つ」など、その時の感情だけが
感じられるかもしれません。
でも少し離れてみたら、その雲は今だけのもので、
すぐまた変わるのだということがわかります。

もっと遠くまで離れてみたら、天気図のように
感情が湧いたり消えたりしながら、人生を送っていく自分が見えます。

いい時もあれば、悪い時もある。
いろいろな天気に遭遇しながら、何回も嵐を超えて
だんだん厳しい環境に耐える強さがついていきます。

皆さんは視野が広いほうですか、狭いほうですか。
五感の視覚だけでなく、心の視野はどうでしょうか。

12年前にトレーニングを始めた時に、一番最初に「あれ?」と思った変化は、
いつもの通り道なのに、いつもと違う景色に気づくようになったことでした。
「この建物の間から、山が見えるんだ」
とか
「こんなところに花が咲いてたんだ」
とか、小さな発見ですが、それまであったのに見えていなかったのです。
当時の私は、「失敗してはいけない!」という気持ちが強く
どこかでいつも緊張していたので、
トレーニングで体と心がリラックスして、周りを見渡す余裕ができたのかもしれません。

いま、世の中がどんどん
「もっと速く」「人よりもうまくやらないと」「かしこくやらないと」と
きゅうくつになっていってる気がします。

ときどきたちどまって、雲を眺めたり、風や光を眺めたり、
自分の体や心も眺めてみること。
そのとき、ゲリラ豪雨の中から抜け出して、今の自分の状態や局面を
冷静に観察できる目を持つことができます。
わたしもまだまだ修行中。一生べんきょうだとおもって、がんばります。

★脳教育の創始者、一指 李承憲(いるち いすんほん)先生のyoutubeに
「観察者の目」の動画がありました。
これはかなり壮大な観察ですが、よかったらご覧ください。

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